地震研に納入されるシステムは、以下の3つのサーバ、高速ディスクアレイ装置、大容量ファイルサーバ等からなっています。
並列計算サーバ(64CPU/128GB)
特に並列化性能の優れたプログラム向きのバッチ専用サーバ。一つのジョブで、最大32CPUまで利用可能。現在のマシンで16CPUで実行した場合に比べて、約8〜10倍の高速化が期待できる。メモリも約6倍の64GBまで利用可能の予定。
高速計算サーバ(32CPU/128GB)
8CPUまでの並列計算が利用可能なバッチ専用サーバ。通常の自動並列化ジョブ向き。また、うまく並列化できないプログラム用に、1CPUを長時間利用可能にするジョブクラスも用意する。メモリは16〜32GBまで利用可能とする予定
フロントエンドサーバ(12CPU/32GB)
主にTSSと、短時間バッチジョブ用のサーバ。利用者はここにloginして、並列計算サーバや高速計算サーバにジョブを投入する。
高速ディスクアレイ装置
大型計算の作業ファイル(/work)用ディスク装置。一人最大40GBまでを作業用として一時的に利用可能。長期間使われない作業ファイルは自動で消去される。
大容量ファイルサーバ
ユーザホームディレクトリやセンターのデータベース等を格納するディスク装置。ユーザファイル用には一人8GBまで利用可能となる予定。
大容量テープ装置
ユーザファイルやデータベースのバックアップ用。バックアップは自動的に行われる。
利用者端末
利用者端末は、504号室に6台を設置する予定。利用者端末のOSはサーバと同じLinuxである。DVD、CDR、MO、DATなどの周辺装置も利用可能。